Red Generation vol.7

朝5時にネカヘを出て、おかげさまで9時に無事家に着きました。
会社は一日休みを頂き、16時まで爆睡。


ライブのことを書きましょう。この日の出演者は4組。

*田渕純*
出ました、「ムード歌謡界の貴公子」!6月の回転ズ@Loftで観て以来、気になって仕方なかった純サマ。ムーディー勝山じゃないよ?お笑いじゃなくて本気の歌い手さんです。
貴公子らしくフリフリの衣裳。登場してすぐ「妖怪人間ベム」の歌をお歌いに。いい声だー。この人、MCはか細くて弱々しい声で喋るのに、歌になるとすっごい太い声で歌う。
歌い終わって、「こんにちわ。妖怪人間・田渕純でございます。」って笑顔で。ああ可愛い!
50回転ズの「天王寺エレジー」をアカペラで歌ったよ。正直、本家の方がいい。他にも、「音響さん、MDの6番を出してください」と言って笑いを取りながら、古〜いムード歌謡(コモエスタ セニョール♪って曲)と、クレイジーケンバンドの曲と、純サマ唯一のオリジナル曲、「夜をまきもどせ」を歌いました。8日に、純サマのこの「夜をまきもどせ」が発売されたので、今日は純サマから直接買えるチャンス!と思ってたのに、MCで「早くも売り切れ」とのこと。ちぇ。
そのあと、ワシの前を通ったので話しかけた。Tシャツ姿の純サマはふつうの兄ちゃんで可愛い。「CD買おうと思って来たんですが、売り切れちゃったんですねえ。」って言ったら、「はい。残念ながら。でも、チラシはありますので、どうぞお持ちになって行って下さい。」ってものすごく小さい声でお話しするの。ちょうかわいい。でも近くでDJの人がターンテーブル回してるから聴こえねえ!聞きなおしちゃったよ。握手してもらったんだけど、こう、ガッチリ握らないで、ふわっと手に触れる感じでした。ステージの上とはまったく違う、ふんわりしててファンタジーキャラでかわいい人でした。50回転ズより純サマの方がワシと年が近いのでなんか安心だった。でも酒癖わるいらしいよ。

毛皮のマリーズ
気になってたんだよこのバンド名。作=寺山修司で、美輪さんが演出・美術・音楽・主演の、「毛皮のマリー」という舞台がありましてね、そこからとった名前なのかしら?と思って、一度ライブ観てみたかったんです。そしたら、客電落ちて、エディット・ピアフの「愛の讃歌」が流れるじゃない!うおおう!これは確実に美輪さん意識!?と勝手に思いました。そしてイエローモンキーの「メカラ・ウロコ7」を思い出して泣きそうになりました。(なに言ってるかわからなくてごめんね)
ベースが女の子の4人組。ボーカルの人はヒロトみたいに上半身裸で、髪の毛が長いんだけど、前髪も長くて、目が全く隠れていて見えない。たまに前髪をかき上げてお顔が見えるんだけど、メイクしててちょっとかっこよかった。MCの喋り方もヒロトみたいな独特の喋り方だった。曲は、うーん。。。リズム隊がしっかりしててすごいなあと思った。ごめんあんまり憶えてない。

*The HaveNot's*
名前はなんとなく聞いた事のある3人組。ベテランさんなのかしら?全部英語の歌詞でわからなかった。この人達に限らず、歌詞がすべて英語の日本人のバンドって、何を伝えたいんだろう?言葉ではなく音だけなのかなあ?せっかくお客さんも日本人で、日本でやるんだったら日本語で歌った方が英語よりストレートに伝わるんじゃないのかなあ?なんてぼんやり考えながら見てました。ダニーが端っこで見ていたね。ダニーは遠くから見るとかわいいね。ボーカルさんが「50回転ズのテーマ!」と言ったので「おお!?」と思って聴いていたら、「戦争と政治家」のコードを少しアレンジして英語で歌ってらっしゃいました。ほー、こうやって対バンの曲もすぐ演奏出来ちゃうのかー!と感心しました。あと、「50回転ズファンのお前らは病気だー!」みたいなことも仰っていました。
このバンドの時点で、大宮発の最終の新幹線はだめだなー、と思いました。意外なアンコールもありました。あー、こりゃもう思いっきり楽しんで、明日始発で帰ろうと決意。

ザ50回転ズ
きょうここに来てるほとんどのお客さんが回転ズ目当てだったと思われます。おかっぱの女子だらけ。ワシはずーっといちばん後ろで観てました。でも狭いライブハウスなのでステージまでそんなに遠くなかった。ボギーはまったく見えなかったけど。登場してダニーが「どうも!病気の50回転ズです!」って言ってた。笑
あと、ドリーが、「大阪からやって来ました、ザ50回転ズです。」って言ったあと、ダニーが、「俺ら今日、大阪を6時半に出発しました。」って言ったので、へー、新幹線で東京まで来て、また大宮までだからわりとギリギリに到着したのかなー?って思ったら、「5時起きです!」って。アッー!朝だ!
この人達クルマ移動だった!「髪の毛のセットに時間がかかるんだよ。」って言ってた。はー。そんで22時にこんなに元気いっぱい飛び跳ねてライブやるなんて偉いわ。ご苦労さんだわ。
「ダンスのブルース」をライブで何度か聴いてるけど、今日のはなんかすごくかっこよく聴こえて、ちょう踊った。あれかな?ドラムはライブハウスのものだからちょっと音が違って聴こえたせいもあるのかや?ライブハウスの音響や、自分の立っている場所でも違って聴こえるよね。
毎度毎度、ボギーがドラムを叩きながら歌う「夜明けに走れ」はすごい。なぜ乱れないんだ!歌い終わってドリーが、「かっこいいぜボギー」って言ったら、「ほんとにそう思ってんのか!?」ってボギーが突っ込んだ!めずらしい!「放課後のロックンロール」や、「Youngers On The Road」みたいなテンポの速い曲でもダニーは踊りながら顔作りながらお客さん煽りながらちゃんとギター弾けてるのがすごい。
アンコールに応じてくれるとは思わなかったなあ。キッズはほんとに元気で羨ましいよ。ヘトヘトですぐ出てきて、ダニーが、「すぐ出てきてもちゃんとチューニングが直ってるぜ。」って言った。マネージャーさんがすぐさま直してたもんね。「お前ら、さっきおさらばって言っただろ。あの曲はな、もう疲れてこれ以上できねえ、って時にやる曲なんだぞ!越谷!お前ら最高のバカだぜ!」って言って「Mr.1234man」で終わりました。
セットリストはだぶん

50回転ズのテーマ
1979
マブイあの娘
日雇い節
MONEY! MONEY!
夜明けに走れ
ダンスのブルース
放課後のロックンロール
We Are The Kids
Youngers On The Road
Thank You For RAMONES
おさらばブギウギ

encore

Mr.1234man


おお!ワシのくせにめずらしく憶えてる!順番は定かではない。
ていうか13曲もやってる!普通、他のバンドはイベントでトリだとしても13曲もやらないよね。回転ズは一曲の時間が短いからあっとゆう間。13曲も聴いた気がしない。むしろ足りないくらい。おかわり!

ワシにしてはまともなライブレポだと思いません?いつも端折ってるので、ちょっと頑張って書きました。

それにしても、なんかものっすごい遠い所へ行ったみたいな気分。埼玉なのに。週のはじめから見知らぬ土地へライブに行ってはいけないんだと学びました。でも楽しかったし無事に帰れたのでよしとしよう。