読書って理屈っぽくなるからあんまり好きじゃないんだけど、これはテレビで紹介されてたのを見ておもしろそうだったので買ってみた。


全員1970年代生まれの作家さん。ある架空の街を舞台に、それぞれの作家が奇妙な事件を書いていくという本。なかなか分厚いけど、1巻は3日で読了。ミステリーはおもしろいのでぐんぐん読み進められる。現在2巻を読んでいるけど、ちょっと停滞中。1巻のいちばんはじめの道尾秀介の話がいちばんおもしろかったので、この人の本をこんど本屋で探して読んでみようと思った。これは、CDでいうところの、V.A.みたいなもんでしょうか。このアルバムの中から、かっこいい、とか、気に入ったアーティストのCDを買って聴いていく、みたいな。2冊の表紙を合わせると、ひとつの絵になるよ。