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ゲキサカ(10/10/10 22:37)
▼松井が完全合流、韓国戦先発へ

 Text alert@韓国・坡州

 日本代表は10日、アウェーで行われる韓国との国際親善マッチに向けて坡州市の韓国ナショナルフットボールセンターで練習を行い、左ひざの炎症でアルゼンチン戦を欠場するなど別メニュー調整の続いていた松井大輔トムトムスク)が、完全合流を果たした。

 「今年最後の代表戦だし、自分としてはやりたかった。試合に出たいし、勝って、いい結果を出したい」

 松井が言葉に力を込めた。1−0で勝ち、アルベルト・ザッケローニ監督の初陣を飾った8日のアルゼンチン戦では、自身の“定位置”であった右サイドに岡崎慎司(清水)が入り、決勝点を挙げる大活躍を見せた。

 「岡ちゃんのゴールは刺激になった。僕もしっかりやっていかないといけないと思った。」W杯南アフリカ大会で日本をベスト16へ導く原動力となった松井だが、指揮官が代わり、各選手が横並びになっている現状に対し、危機感をあらわにする。

 この日の練習では20分を費やした攻守のフォーメーション練習、そして10分×2本を行った10対10のミニゲームで、一貫して右サイドに入ってプレーした。故障明けを感じさせないボールタッチを見せ、約1時間半にわたってフルメニューをこなしたことで韓国戦での先発に問題がないことを十分にアピールしている。

 韓国とは過去11勝20分け(PK勝ち2、PK負け1を含む)38敗で、今年に入ってからは2連敗を喫している。黙っていても気持ちの高ぶる相手だが、松井の場合はもう一つ、モチベーションが上がる理由がある。

 「就活も始まるしね。しっかりやって勝って、しっかり就活して、また違うチームに行きたい」と冗談めかした口調ながら、この冬の移籍を目指すその目は真剣そのものだ。

 両チーム合わせて欧州組が20人(離脱した川島を除く)がメンバーに入る日韓戦とあって、欧州からの注目度も高い。勝利と就職活動。松井が一挙に二つの望みをかなえる。

(取材・文 矢内由美子)

おおお。なんてポジティブな記事だ!わくわくするなあ。就活の件もあるからねえ。頑張ってほしい!!